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【施工実例】長岡市S様雪国向け積雪対策仕様太陽光発電設置工事のご紹介

このたび、長岡市内S様のお宅にて5.04kW太陽光発電設置工事をさせていただいたのでご紹介させていただきます。
S様のお宅は旧川口町です。
最初は屋根融雪に興味がある、ということで色々と調べていたそうなのですが、その過程で「屋根をいじるなら太陽光発電もいいんじゃない?」という話になったそうです。
弊社のスタッフもうかがわせていただき、屋根融雪と太陽光発電を両方導入して下さることになりました。
雪国の新潟県特有の問題でもある、積雪対策仕様の太陽光発電設備設置工事となります。

太陽光パネルが全て設置完了しました。
今回は西南西の片面のみの設置です。
S様太陽光発電設置工事~パネル設置状況

連携完了後の発電状況です。
西側は午前中は発電量が落ちるはずなのですが、午前10時半の時点で出力が3.4kWまで上がっています。
屋根角度と方位、温度補正や回路損失などを考慮すると想定できる発電量よりも2割近く多く発電していることになります。
さすが太陽光パネル変換効率No.1のHIT太陽電池です。
S様太陽光発電設置工事~発電状況

連携完了後、太陽光パネルに屋根融雪ヒーターを貼ります。
高橋電気が地域代理店となっている雪国科学本社の技術提供を受けて実施している積雪対策施工です。
テフロンコーティングされた屋根融雪のヒーターを太陽光パネルのセルとセルの間に貼ります。
設置の際には太陽光パネルに接しないように足場を組んで、太陽光パネルに圧力を加えてセルクラックを発生させないように気をつけて施工します。
S様太陽光発電設置工事~融雪ヒーター設置状況
単結晶とアモルファスの積層であるHIT太陽電池はセルの角の部分に菱形の空きスペースができます。
ここに黒色のコーキングを充填してヒーターを固定します。
黒色は赤外線を放射しやすい特性があり、屋根融雪の表面固定材には最も適した色です。
またヒーターは10数度までしか温度上昇しないため、太陽光パネルを熱で劣化させる心配もありません。
この施工方法はTeNY「夕方ワイド 新潟一番」のコーナーで太陽光発電が特集された際にも、高橋電気の先進的な取組として紹介されました。

太陽光パネルと屋根全面に融雪ヒーターの設置が完了しました。
太陽光発電も導入したいし、日々の雪下ろしからも解放されたい、とお考えの方にはオススメのプランです。
S様太陽光発電設置工事~融雪ヒーター設置完了

投稿日:2010 年 10 月 13 日